下痢
下痢について
下痢とは
下痢とは、1日3回以上の柔らかい便や水のような便が出ることをいいます。
何日で治まるかによって、大きく2つに分けて考えます。数日から2週間ほどでおさまるものを急性下痢症、4週間以上続くものを慢性下痢症といいます。
急性はウイルスや細菌による腸炎がほとんどですが、慢性では腸そのものの病気や全身の病気、お薬が関わっていることがあります。
見逃せない下痢のサイン
次のようなときは、単なる胃腸炎ではないことがあります。早めに受診してください。
とくに血便をともなうとき、水分もとれないほど大量に出るときは、ようすを見ずにご相談ください。
下痢の原因 ― 急性と慢性で分けて考えます
続いた期間が、原因を絞るいちばんの手がかりです。
食事によるものでは、アルコールの大量飲酒、カフェイン(コーヒーやエナジードリンク)、牛乳、ソルビトールなどの食品添加物が原因になることがあります。慢性下痢の5%弱はお薬によるといわれています。お薬手帳をお持ちください。
検査
下痢ではどんな検査をしますか
いつから、1日何回、便の性状(水様か、血が混じるか)、発熱や腹痛の有無、最近の食事・旅行・抗菌薬の使用、体重の変化を伺います。
急性で全身状態がよければ、検査をせずに経過を見ることもあります。長引くとき、血便や体重減少があるときは、原因を確かめる検査に進みます。
対処
下痢のときの過ごし方
いちばん大切なのは水分です。下痢では水と一緒に塩分も失われるため、経口補水液やスポーツドリンクなど、塩分と糖分を含むものが向いています。少量ずつこまめにとってください。
食事は無理に戻さなくてかまいません。食欲が出てきたら、おかゆ・うどん・すりおろしりんごなど消化のよいものから始めます。脂っこいもの、アルコール、カフェイン、乳製品はしばらく控えめに。
市販の下痢止めは、感染性腸炎では菌や毒素の排出を妨げることがあります。発熱や血便をともなうときは自己判断で使わず、ご相談ください。
当院では採血を院内で行えます。内視鏡が必要と判断したときは提携する医療機関へご紹介します。豊洲駅から徒歩3分、土日も診療しています。
監修医師 石川 浩雅(豊洲イーウェルクリニック)
本ページの内容は、上記の医師が監修しています。
2006年 国立国際医療センター 初期研修、2008年 同センター 後期研修。2011年 東京医科歯科大学 医療経営政策学。第一生命保険株式会社、株式会社Linc'well/クリニックフォア、医療法人社団シンシアエージェンシーを経て、2025年11月 東京都江東区豊洲に「豊洲イーウェルクリニック」開院。内科・皮膚科・アレルギー科を中心に、小児から泌尿器科領域まで幅広く診療しています。渡航ワクチンの接種にも対応しています。日本渡航医学会、日本旅行医学会、日本内科学会、日本アレルギー学会、日本産業衛生学会 所属。
