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狂犬病ワクチン:Rabies

狂犬病の特徴は?

 狂犬病は狂犬病ウイルスをもつ動物(イヌ、ネコ、キツネ、コウモリ)に咬まれたり、傷口や粘膜をなめられることで感染します。狂犬病ウイルス に感染すると、10日目あたりから発熱や頭痛などの倦怠感などの症状が発症します。狂犬病は一度発症すれば、致死率はほぼ100%と言われており、ワクチンによる確実な予防が重要です。

狂犬病ワクチン接種をお勧めするかた

日本、英国、スカンジナビア半島の国々などの一部の地域を除いて世界中に存在します。特にインド・ネパール・東南アジア諸国・中南米諸国・アフリカ諸国へ旅行される方は接種が推奨されます。 

狂犬病の流行地域

   

狂犬病ワクチンの種類

狂犬病ワクチンには国産狂犬病ワクチンと輸入狂犬病ワクチンの2種類があります。

❶ 国産狂犬病ワクチン(ラビピュール)

❷ 輸入狂犬病ワクチン(ChiroRab)

 

国産狂犬病ワクチン

輸入狂犬病ワクチン

 

商品名

ラビピュール

ChiroRab

接種回数

4回

①初回、②1週後、③3~4週後、④1年後

4回

①初回、②1週後、③3~4週後、④1年後

渡航までの接種回数

3回(最低3週間必要)

3回(最低3週間必要)

接種方法

筋肉注射

筋肉注射

抗体価持続時間

3回接種で2年
4回接種で5年

3回接種で2年
4回接種で5年

対象年齢

6ヶ月以上

6ヶ月以上

保障制度

予防接種健康被害救済制度

ワクチン輸入会社による補償制度

狂犬病ワクチンの接種スケジュール

狂犬病が流行している地域に旅行や留学、赴任する際には遅くとも出発1か月前に、ワクチン外来を受診してください。

価格

種類

国産狂犬病ワクチン

輸入狂犬病ワクチン

価格

16,500円(税込)

14,800円(税込)

よくある質問

 

輸入ワクチンと国産ワクチンの違いは?

日本国内で承認されているワクチンは予防接種法、施行令によって健康被害に対する救済制度(予防接種健康被害救済制度)の対象となります。日本国内未承認ワクチン(輸入ワクチン)については救済制度の対象外であり、輸入代行業者による独自の補償制度に従うこととなります。

1年後の追加接種の時に、日本にいないケースでは海外で広く使用されている輸入狂犬病ワクチン(Rabipur)を初回よりご使用されることを推奨します。

 副反応はありますか?

局所反応として、注射部位の発赤、腫脹、疼痛を認めることが報告されていますが、いずれも軽く、一過性の症状です。

渡航までにどのくらいの期間が必要ですか?

渡航前に3回の接種が必要です。遅くとも出発1か月前に、ワクチン外来を受診してください。

3回目のワクチン接種が必要ですか?

国産狂犬病ワクチン(ラビピュール)は4週間に3回接種することが推奨されています。

WHO(世界保健機関)や米国CDC(疾病対策センター)では0日、7日の2回のみの接種法が承認されています。4回目の接種が難しい方や短期間の滞在野場合は新しい2回接種法をお勧めしています。海外在住が長期にわたる予定の方は3回目の接種をお勧めします。

他のワクチンと一緒に接種できますか?

他のワクチンと同時に接種可能です

狂犬病のワクチン以外の予防法は?
  • 動物に噛まれないようにすることが重要です。子犬や子猫を含め、放し飼いにされている哺乳類には近づかないようにし、コウモリやその他の野生動物との接触を避けるようにしましょう。

《狂犬病を引き起こす可能性のある動物》

アメリカ - アライグマ・コウモリ・スカンク・コヨーテ・キツネ

南米 - マングース・コウモリ・イヌ

アジア - イヌ・サル

南太平洋 - コウモリ

中東 - イヌ・オオカミ・キツネ

ヨーロッパ - キツネ・コウモリ

アフリカ - コウモリ・マングース・イヌ・キツネ・ジャッカル

  • 子どもは体格が小さいため、狂犬病の発症のリスクが高い顔や頭を噛まれる可能性が高いため特に注意が必要です。

WHOが定めた基準

狂犬病又はその疑いのある飼育動物や野生動物との接触、又は観察不能な動物との接触の状況

処置方法

カテゴリー1(危険性なし)

動物に触れたり、餌を与えた。

動物に傷のない皮膚をなめられた

処置必要なし

カテゴリー2(低い危険性)

動物に直接皮膚をかじられた。

出血を伴わない引っ掻き傷やすり傷ができた。

ただちにワクチン接種を開始するが、10日間動物が健康であるか、剖検して狂犬病が否定された場合は中止する

カテゴリー3(高い危険性)

1か所以上の咬傷や引っ掻き傷ができた。

動物に粘膜をなめられた。

動物に傷のある皮膚をなめられた。

コウモリとの接触。

だちに抗狂犬病ガンマグロブリンとワクチンを開始するが、10日間動物が健康であるか、剖検して狂犬病が否定された場合は中止する

 

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