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カビアレルギー-アステルナリア・アスペルギルス

日本の湿度の高い気候や気密、断熱の高い住環境により室内には多くの種類のカビが生息しています。カビの胞子を吸入することによりアレルギー(気管支喘息、アレルギー性鼻炎)や真菌感染症の原因となります。

アレルギーの原因となるカビは?

クラドスポリウム(クロカビ)

湿気が多い水周り(浴室、トイレ、台所)などに発生します。

牧草地などの土中にも存在し6月と9-10月にかけて屋外で飛散します。

アルテルナリア(ススカビ)

6月にピークとして4月から十月に屋外で飛散

喘息やアレルギー性鼻炎と関連する

大きな胞子であることから鼻腔に付着することえアレルギー性鼻炎と関連する

ペニシリン(アオカビ)

果物や野菜の表面に付着、ブルーチーズに存在するカビ

暖房施設や換気施設が原因となる。

アスペルギルス(コウジカビ)

Aspergillus versicolorは屋内カビとして重要。喘息患者の10-15%が皮膚テストで陽性となります。

Aspergillus fumigatusはアレルギー性気管支肺真菌症(ABPM)の原因

マラセチア

皮膚の常在菌

アトピー性皮膚炎の悪化因子となます

脂漏性皮膚炎とも関連

環境中では存在できないためアレルギー性鼻炎や気管支喘息とは通常関連しない。

カンジダ

皮膚や消化管、生殖器の常在菌

Candida albicansへの感作はアトピー性皮膚炎の重症と関連

ビール酵母

湿疹、鼻炎、喘息1などの原因となることがあります。

トリコフィトン

 白癬(水虫やいんきんたむし)の原因となるカビの主なものです。これのアレルギーで喘息になることもありえます。

ヘルミントスポリウム

オート麦、トウモロコシ、草、サトウキビなどに寄生します。

ムコール

 果実などの食品に発生します。免疫力の弱い人では感染し、致死的になることもあります。

カビアレルギーはどのように診断しますか?

問診

鼻炎や喘息症状がないか、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎、みずむしなどの皮膚症状についても診察を行います。

血液検査

IgE抗体価を測定します。

MASTにはアルテルナリアとアスペルギルスが含まれています。

その他各対するCAP法による検査も可能ですが、気管支喘息のかたは喘息の悪化要因となりうるアスペルギルス、アルテルナリア、カンジダ、クラドスポリニウム、ペニシリウム、ムコール、トリコフィトンが含まれた『成人喘息セット』をお勧めします。

 

カビの発生を防ぐためにはどうすればよいですか?

❶ 換気を行い、室内の風通しをよくしましょう。カビの発生しやすい場所では、換気扇を取り付けるなどして通気をよくしましょう。

❷ カビは乾燥、日光、熱に弱いので、台所や浴室の小物は時々日光にあてましょう。可能なものは煮沸消毒を行いましょう。

❸ 観葉植物や水槽など、室内の湿度を上げるおそれのあ るものはできるだけ室内に置かないようにしましょう。

❹ 冷蔵庫の中は定期的に整理しましょう。

❺ 空気清浄機等を利用し、室内の空気をきれいに保つようにしましょう。

❻ カビが発生した場合は放置せず、すみやかに取り除きましょう。

❼ エアコンは長期間使用しないとカビが繁殖する可能性があるためシーズンの終わりや使用期間中はこまめにフィルターの掃除を行います

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