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百日咳ワクチン

PERTUSSIS

百日咳ワクチン

 

百日咳は1人の感染者から16〜21人に感染するといわれるほど感染力が高い病気です。乳幼児期の免疫は4〜12年で低下するため、学童・成人の追加接種が望ましいとされています。

豊洲駅から徒歩3分
土日も診療しています
大人の追加接種は1回
土日も
診療
豊洲駅
徒歩3分
24時間
WEB予約
PRICE & TYPES

接種費用

破傷風・ジフテリア・百日咳をまとめて予防できるワクチンです。

国産三種混合DPT(トリビック)[接種回数] 全3回(初回・3〜8週後・12〜18ヶ月後)¥8,800 /回
輸入Tdap(Boostrix)[接種回数] 1回(破傷風を3回以上接種済みの方)¥11,000 /回

価格は税込・1回あたりの金額です。任意接種の場合は自由診療(保険適用外)です。 乳幼児の定期接種は公費の対象になります。接種の可否は医師の診察のうえで判断します。

2種類の比較(回数・対象年齢・補償)
国産トリビック
三種混合DPT
¥8,800/回(税込)
PREVENTS
破傷風ジフテリア百日咳
SCHEDULE
接種回数 3回(初回・3〜8週後・12〜18ヶ月後)
渡航までに必要な回数 2回
接種方法 皮下注射/筋肉注射
抗体価の持続 10年
NOTE
・対象年齢:—
・補償制度:予防接種健康被害救済制度
輸入Boostrix
Tdap
¥11,000/回(税込)
PREVENTS
破傷風ジフテリア百日咳
SCHEDULE
接種回数 1回(破傷風ワクチンを3回以上接種済みの方)
渡航までに必要な回数 1回
接種方法 筋肉注射
抗体価の持続 10年
NOTE
・対象年齢:10歳以上
・補償制度:ワクチン輸入会社による補償制度

小児の典型的な百日咳の感染予防効果は85%程度と報告されています。

ABOUT

百日咳とは

百日咳は百日咳菌による、咳を主体とした気道感染症です。5〜10日間の潜伏期間のあと、14日以上続く咳に加えて、発作のように起こる咳、ひゅーっと息を吸い込むような咳発作、咳のあとに吐いてしまうといった症状が特徴です。

1人の感染者から16〜21人に感染を引き起こすと見積もられているほど感染力の高い感染症です。小児では稀ですが、6ヶ月未満の乳児や60歳以上の高齢者では肺炎となるリスクが高いといわれています。

経過は、潜伏期間(7〜10日)、カタル期(1〜2週間:鼻水や咳などの風邪症状・感染性あり)、痙咳期(3〜6週間:強い乾いた咳・発熱は少ない)、回復期(6週間以降:徐々に咳が収まる)に分かれます。

TRANSMISSION
1人から16〜21人へ
感染力が非常に高い
EFFICACY
予防効果85%程度
小児の典型的な百日咳について報告
IMMUNITY
4〜12年で低下
学童・成人の追加接種が望ましい
WHO

接種をお勧めする方

乳幼児期の定期接種だけでなく、学童期・成人・妊娠中の接種も推奨されています。

こんな方に推奨されます
✓学童期(5歳以上7歳未満、11〜12歳)の追加接種✓妊娠期間中(妊娠27週から36週)の方✓小さなお子さんと接触する機会が多い方✓医療従事者✓子どもの頃の予防接種から時間が経っている方
渡航先ごとの推奨はこちら

重症化する可能性がある乳児の周囲の方がワクチンを接種することで乳児を守ることを「コクーン戦略」といいます。 ミドル世代・シニア世代の方も、もう一度の接種をご検討ください。

SCHEDULE

接種スケジュール

乳幼児期の定期接種のあと、学童期・成人で追加接種を行うのが望ましいとされています。

乳幼児期(定期接種)公費の対象
1回目3ヶ月2回目4ヶ月3回目5ヶ月4回目12〜18ヶ月
5種混合(DPT-IPV-Hib)などで接種します。
学童期(任意接種)日本小児科学会が推奨
5回目5歳以上7歳未満6回目11〜12歳
乳幼児期の免疫は4〜12年で低下するため、三種混合(DPT)の追加接種が推奨されています。
妊娠中(任意接種)妊娠27〜36週
1回妊娠27〜36週
胎盤を通じて抗体が赤ちゃんに移行するため、出生直後からワクチン接種で免疫がつくまでの感染リスクを下げることができます。 WHOやCDCは妊娠中の三種混合ワクチン接種を推奨しており、国内でも任意接種が可能です。

接種の間隔や回数は年齢・接種歴によって変わります。母子手帳をお持ちのうえご相談ください。

FOR BUSINESS

海外赴任・出張の方へ

海外に6か月以上派遣される従業員には、派遣前後の健康診断が事業者に義務づけられています(労働安全衛生規則 第45条の2)。

当院では海外派遣労働者健康診断と渡航ワクチンを同日に実施できます。渡航前の限られた期間でも、受診の回数を増やさずに済みます。

健診海外派遣労働者健康診断[対象] 海外に6か月以上派遣される方¥12,100 /1名
英文診断書(接種証明書)[発行] 1通あたり¥11,000 /通
✓複数名まとめてのご予約に対応✓請求書払い(法人)に対応✓貴社オフィスへの出張接種もご相談ください

価格は税込です。企業健診・予防接種は自費(保険適用外)です。実施項目や日程は診察・お問い合わせ時にご相談ください。

GOOD TO KNOW

知っておきたいこと

乳児を守る「コクーン戦略」

重症化する可能性がある乳児の周囲の方がワクチンを接種することで、乳児をワクチンで守ることを「コクーン戦略」といいます。 ご家族に赤ちゃんがいる方、保育・医療関係の方の接種が推奨されます。

2種混合(DT)には百日咳が含まれません

定期接種を受けた方でも、11〜12歳で受ける2種混合(DT)には百日咳が含まれていません。 そのため、成人では百日咳に対する免疫が低下していることがあります。

英文の証明書

留学やVISAの取得に必要な英文診断書を発行しています(11,000円・税込)。 母子手帳や他院での接種記録をまとめて記載でき、抗体検査の結果を載せることも可能です。

大人が打つ百日咳ワクチン — 何を打つのか

「百日咳 ワクチン 成人」「大人」で多くご覧いただいています。

日本で子どもに定期接種されるのは四種混合(DPT-IPV)や五種混合で、百日咳・ジフテリア・破傷風・ポリオなどが含まれます。

一方、大人が百日咳の予防のために打てるのは三種混合ワクチン(トリビック®)です。百日咳・ジフテリア・破傷風の3つが含まれ、任意接種(自費)になります。

注意が必要なのは、大人の破傷風の追加接種で使われる「二種混合(DT)」には百日咳が含まれていないことです。破傷風だけ打ったつもりで、百日咳は守られていない、ということが起こります。

ワクチン 含まれるもの 対象
四種混合・五種混合 百日咳・ジフテリア・破傷風・ポリオ など 乳幼児の定期接種
三種混合(トリビック®) 百日咳・ジフテリア・破傷風 11〜12歳と成人の任意接種
二種混合(DT) ジフテリア・破傷風(百日咳は含まれない) 11〜12歳の定期接種
破傷風トキソイド 破傷風のみ けがのときなど

効果は何年もちますか。何回打ちますか

子どものころに接種していても、百日咳に対する免疫は4〜12年で下がります。大人になってからかかる百日咳が増えているのはこのためです。

大人の追加接種は1回です。過去の接種歴にかかわらず、三種混合を1回打つことで免疫を上げます。10年ごとの再接種を検討することがあります。

大人の百日咳は「長引く咳」として現れ、典型的な発作性の咳が出ないことも多く、気づかないまま周囲に広げてしまいます。

  目安
免疫が下がるまで 4〜12年
大人の追加接種 1回
再接種 10年ごとを検討
効果が出るまで 接種から2週間ほど

赤ちゃんを守るために打つ(コクーン戦略)

百日咳がもっとも危険なのは生後6か月未満の乳児です。呼吸が止まる、肺炎になるなど重症化しやすく、亡くなることもあります。

一方でワクチンは生後2か月からしか始められません。この空白の期間を守る方法がコクーン戦略です。赤ちゃんの周りにいる大人が接種して、感染を持ち込まないようにします。

対象になるのは、両親、祖父母、同居のきょうだい、そして日常的に接する方です。出産前に済ませておくのが理想です。

費用と、他のワクチンとの同時接種

三種混合ワクチンは任意接種(自費)です。金額はこのページの「接種費用」をご覧ください。

他のワクチンと同じ日に打てます。渡航前で複数のワクチンが必要な方、インフルエンザの時期と重なる方もまとめてご相談ください。

接種は内科で行っています。「何科で受けられるか」で迷われますが、内科でご相談ください。

いま接種できるか、在庫でご確認いただけます

当院では、取り扱っているワクチンの在庫を院内の在庫管理と連動して公開しています。在庫があるワクチンは当日の接種も可能です。取り寄せが必要な場合は、予約を受けてから発注しますので1週間前までのご予約をお願いしています。

ワクチンの在庫状況を見る

FAQ

よくある質問

大人になってから百日咳の追加接種は必要ですか?+
乳幼児期に接種した免疫は4〜12年で低下するため、学童や成人はワクチンによる追加接種で免疫をつけることが望ましいとされています。 日本小児科学会では5歳以上7歳未満、11〜12歳での追加接種を推奨しています。
妊娠中でも接種できますか?+
妊娠27週から36週の接種が推奨されています。胎盤を通じて抗体が赤ちゃんに移行するため、 出生直後からワクチン接種で免疫がつくまでの感染リスクを下げることができます。WHOやCDCも妊娠中の接種を推奨しています。
他のワクチンと一緒に接種できますか?+
他のワクチンと同時に接種可能です。組み合わせと間隔は診察時に医師がご案内します。
大人も百日咳ワクチンを打てますか?+
打てます。三種混合ワクチン(トリビック®)を任意接種として接種できます。百日咳・ジフテリア・破傷風の3つが含まれます。
子どものころに打っています。もう一度必要ですか?+
百日咳に対する免疫は4〜12年で下がるため、大人になってからかかることがあります。追加接種で免疫を上げられます。
何回打ちますか?+
大人の追加接種は1回です。10年ごとの再接種を検討することがあります。
破傷風の追加接種を受けました。百日咳も守られていますか?+
使われたワクチンによります。二種混合(DT)や破傷風トキソイドには百日咳が含まれていません。三種混合であれば含まれています。接種記録をご持参いただければ確認します。
妊娠中でも打てますか?+
妊娠中の接種について、日本では推奨として確立していません。ご希望がある場合は、産科の主治医と相談のうえ判断します。多くは出産後、またはご家族の接種(コクーン戦略)でご案内しています。
家族が赤ちゃんを迎えます。誰が打つべきですか?+
両親、祖父母、同居のきょうだい、日常的に赤ちゃんに接する方です。生後6か月未満がもっとも危険で、ワクチンは生後2か月からしか始められないため、周りの大人が接種して持ち込まないようにします。
効果はいつから出ますか?+
接種から2週間ほどで免疫が上がります。赤ちゃんを迎える予定がある場合は、逆算して早めにご相談ください。
他のワクチンと同じ日に打てますか?+
打てます。渡航前で複数のワクチンが必要な方や、インフルエンザの時期と重なる方もまとめてご相談ください。
何科で受けられますか?+
内科で行っています。
IMPORTED VACCINES
輸入ワクチンについて

当院では国内未承認の輸入ワクチンも取り扱っています。ご検討にあたって以下をご確認ください。

未承認医薬品であること
Boostrix(Tdap)は、日本国内で薬事承認を受けていない医薬品です。
入手経路
医師の個人輸入により、輸入代行業者を通じて入手しています。
国内で承認された同種の医薬品
国内承認薬として三種混合DPT(トリビック)があります。国内承認薬をご希望の場合はそちらをご案内します。
諸外国における安全性等に係る情報
Boostrix は米国・欧州をはじめ各国で承認され、成人の追加接種に広く使用されています。接種後の副反応や注意点は診察時にご説明します。
健康被害が生じた場合の補償
国内未承認の輸入ワクチンは予防接種健康被害救済制度の対象外で、輸入代行業者による独自の補償制度に従うことになります。

監修医師 石川 浩雅(豊洲イーウェルクリニック)

本ページの内容は、上記の医師が監修しています。

監修記事一覧

2006年 国立国際医療センター 初期研修、2008年 同センター 後期研修。2011年 東京医科歯科大学 医療経営政策学。第一生命保険株式会社、株式会社Linc'well/クリニックフォア、医療法人社団シンシアエージェンシーを経て、2025年11月 東京都江東区豊洲に「豊洲イーウェルクリニック」開院。内科・皮膚科・アレルギー科を中心に、小児から泌尿器科領域まで幅広く診療しています。渡航ワクチンの接種にも対応しています。日本渡航医学会、日本旅行医学会、日本内科学会、日本アレルギー学会、日本産業衛生学会 所属。

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