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食物アレルギー

FOOD

食物アレルギー食べ物別の調べ方

 

食べたあとにじんましんが出た、口の中がかゆくなった、お腹が痛くなった。原因が食べ物かどうか、どの食品を調べればよいのかを整理します。食べ物ごとの解説ページもご用意しています。

豊洲駅 徒歩3分食べ物別の解説ページ血液検査・皮膚プリックテスト土日も診療
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食物アレルギーについて

どこに、どんな症状が出ますか

食物アレルギーは、特定の食べ物に含まれるたんぱく質(アレルゲン)に体が過剰に反応して、皮膚・呼吸器・消化器などさまざまな臓器に症状が出る病気です。

もっとも多いのは皮膚の症状で、およそ9割の方にみられます。じんましん、赤み、かゆみ、まぶたや唇のむくみなどです。大人では湿疹がなかなか治らない、食べたあとに湿疹が悪化するという形で気づかれることもあります。

皮膚以外にも、咳(せき)・息苦しさなどの呼吸器症状、腹痛・吐き気・下痢などの消化器症状、口の中や唇の違和感、動悸や血圧低下といった循環器症状が出ることがあります。

症状の出る場所 主な症状 頻度
皮膚症状 かゆみ、じんましん、むくみ、発赤、湿疹 85.2%
呼吸器症状 くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、息苦しさ、ヒューヒューする 36.4%
消化器症状 下痢、腹痛、吐き気、嘔吐 30.8%
粘膜症状 目の充血や腫れ、涙、かゆみ、口の中や唇・舌の違和感や腫れ 30.5%
循環器症状 血圧低下、動悸(脈が速くなる) 10.9%
神経症状 頭痛、元気がなくなる、意識がもうろうとする まれ

消費者庁の即時型食物アレルギー全国モニタリング調査にもとづく割合です。ひとりの方に複数の症状が同時に出ることがあります。

すぐに救急要請が必要な症状(アナフィラキシー)

次のような症状があるときはアナフィラキシーの可能性があります。様子をみたり、自分で運転して受診したりせず、ただちに救急要請(119番)をしてください。エピペンをお持ちの方は、迷ったら早い段階で使用してください。

呼吸が苦しい、ゼーゼー・ヒューヒューする、息が吸いにくい
声がかすれる、のどが締めつけられる感じがする、飲み込みにくい
嘔吐をくり返す、強い腹痛が続く
意識が遠のく、ぐったりする、顔色が真っ青になる、失禁する
唇や爪が青紫色になる、脈が触れにくい

症状はいつ出ますか

多くは食べてから2時間以内、そのうちの大半は30分以内に症状が出ます。これを即時型アレルギーと呼びます。初めて食べたときに症状が出ることが多く、その後も同じ食品でくり返し症状が出るのが特徴です。

一方で、食べた直後ではなく数時間後に症状が出るタイプや、食べたあとに運動をしたときだけ症状が出るタイプもあります。「食べただけでは平気だったのに、あとから具合が悪くなった」という場合も、食物アレルギーの可能性は残ります。

大人と子どもで、原因になる食べ物が違います

食物アレルギーの原因物質(アレルゲン)は、その多くが食べ物に含まれるたんぱく質です。原因となる食べ物は年齢によって変わります。乳幼児期は鶏卵・牛乳・小麦が中心ですが、学童期以降は木の実類・甲殻類・果実類・そば・落花生などが増えてきます。

大人になってから急に発症することもあり、それまで問題なく食べていた食品が原因になることもあります。

順位 0歳 1〜2歳 3〜6歳 7〜17歳 18歳以上
1 鶏卵(61.1%) 鶏卵(31.7%) 木の実類(51.7%) 甲殻類(20.2%) 小麦(19.3%)
2 牛乳(24.0%) 木の実類(24.3%) 魚卵(19.1%) 木の実類(19.7%) 甲殻類(15.3%)
3 小麦(11.1%) 魚卵(13.0%) 落花生(12.5%) 果実類(16.0%) 果実類(12.6%)

新規に発症した食物アレルギーの原因食物を、年齢別に多い順に並べたものです。木の実類にはくるみ・カシューナッツ・アーモンド・ピスタチオなどが含まれます。

食物アレルギーの5つのタイプ

食物アレルギーは、出方によっていくつかのタイプに分けられます。どのタイプかによって、調べ方も対応も変わります。

即時型アレルギー — 食べて2時間以内(多くは30分以内)にじんましんや呼吸器の症状が出るもっとも一般的なタイプです
食物依存性運動誘発アナフィラキシー(FDEIA) — 原因の食べ物を食べたあとに運動をしたときにアナフィラキシーが起こります。小麦やエビが原因になりやすく、運動のほかストレス・月経前・飲酒・解熱鎮痛薬もきっかけになります
口腔アレルギー症候群 — 果物や野菜を食べると口の周りが赤くなる、口の中が腫れる、のどがイガイガするというように、口とのどだけに症状が出ます。口の周りだけ、口の中だけがかゆくなるという場合はこのタイプを疑います。花粉症のある方に起こる花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)として発症することが多いタイプです
新生児・乳児消化管アレルギー(FPIES、エフパイス) — 主に新生児期・乳児期にみられ、嘔吐や下痢、血便など消化器の症状が中心です。じんましんが出ないため気づかれにくく、成人でみられることはまれです
食物アレルギーと関連する乳児アトピー性皮膚炎 — 生後3か月までに顔から始まる湿疹が出て、ステロイドを塗ってもよくならない、あるいは悪化する場合には食物アレルギーの合併を疑います

食物アレルギーは治りますか(耐性獲得について)

子どもの頃に発症した食物アレルギーは、成長にともなって食べられるようになることが多くみられます。これを耐性獲得(アレルギー耐性がつく、と表現されることもあります)と呼びます。鶏卵・牛乳・小麦は比較的耐性を獲得しやすいことが知られています。

一方で、木の実類・落花生・そば・甲殻類、そして大人になってから発症した食物アレルギーは耐性を獲得しにくく、原因食物の除去を続けることが必要になることが多いと考えられています。

耐性がついたかどうかは、血液検査の数値だけでは判断できません。年齢とともに再評価が必要になるため、除去を続けている方は定期的にご相談ください。

湿疹のある皮膚から起こる感作(経皮感作)

アレルギーは、口から食べることだけでなく、荒れた皮膚や肌から食べ物の成分が入ることでも起こりうると考えられています。これを経皮感作と呼びます。

乳児期に湿疹を放置すると、その皮膚から食物のたんぱく質が入り込んで感作が成立することがあります。湿疹をきちんと治してなめらかな皮膚を保つことは、食物アレルギーを考えるうえでも大切です。

アレルギーではないこともあります

食べたあとの不調がすべてアレルギーとは限りません。原因がはっきりしないときは、次のようなものも一緒に考えます。

仮性アレルゲン — 食品そのものにヒスタミンなどの物質が含まれていて、アレルギーがなくてもかゆみや赤みが出ることがあります。古くなったサバなどの青魚、たけのこ、なす、トマト、ほうれん草などが知られています
食物不耐症 — 牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする乳糖不耐症のように、消化・吸収の問題で起こるものです。アレルギー反応ではありません
食中毒・寄生虫 — 生の魚を食べたあとの激しい腹痛はアニサキスによることがあります。エビやカニを食べるとお腹が痛くなるという場合も、鮮度や調理の影響のことがあります
食品添加物や香辛料による刺激 — 亜硫酸塩やスパイスが刺激になっていることがあります
慢性じんましん — 食べ物とは関係なく、疲れや感染がきっかけでくり返し出るじんましんもあります
EXAMINATION

食べ物別の調べ方と検査

何科を受診すればよいですか

食べ物アレルギー(食物アレルギー)は、内科・皮膚科・アレルギー科のいずれでも診療します。当院はアレルギー科として、内科と皮膚科の両方の視点から診察します。

食物アレルギー検査には血液検査(特異的IgE抗体検査)と皮膚プリックテストがありますが、診断でもっとも大切なのは検査ではなく問診です。受診の前に、次の4点をメモしてきていただけると診断が早くなります。

何を食べたか — 食品名だけでなく、加工品なら原材料表示の写真があると確実です
食べてから症状が出るまでの時間 — 何分後か、何時間後か
どんな症状が出て、どのくらい続いたか — 写真が残っていればお持ちください
そのときの状況 — 運動、入浴、飲酒、解熱鎮痛薬、体調不良、寝不足などが重なっていなかったか

食べ物ごとの解説ページ

疑われる食品が決まっている方は、まず食品ごとのページをご覧ください。それぞれの食品で症状の出方、注意すべき加工品、交差反応(似た食品にも反応すること)が異なります。

ウリ科アレルギー(メロン・すいか・きゅうり)やパイナップルアレルギーのように、果物・野菜が原因のときは口とのどだけに症状が出ることが多く、血液検査の項目にないものもあるため皮膚プリックテストが役に立ちます。

食品のグループ ふくまれるもの 解説ページ
甲殻類 えび(海老)、かに、しゃこ、オキアミ 甲殻類アレルギー(エビアレルギー・カニアレルギー)
さば、さんま、あじ、いわしなどの青魚、魚粉、アニサキス 魚アレルギーとアニサキスアレルギー
魚卵 いくら、すじこ、たらこ、ししゃもの卵 魚卵アレルギー
野菜・果物 パイナップル、キウイ、ぶどう、アボカド、トマト、小松菜、メロン・すいか・きゅうりなどウリ科 野菜、果物アレルギー
木の実・落花生 くるみ、カシューナッツ、アーモンド、ピスタチオ、マカダミア、ピーナッツ(落花生) ナッツ・ピーナッツアレルギー
そば 蕎麦(そば粉)、そば殻のまくら ソバアレルギー
鶏卵 たまご、卵白、卵黄、卵を使った加工品 卵アレルギー
牛乳・乳製品 牛乳、チーズ、ヨーグルト、バター、カゼイン、乳清 牛乳アレルギー
小麦 パン、めん類、菓子、調味料に含まれる小麦 小麦アレルギー
大豆 豆腐、納豆、豆乳、みそ、大豆油 大豆アレルギー
ごま すりごま、ねりごま、胡麻油 ゴマアレルギー
牛肉、豚肉、鶏肉 肉アレルギー
香辛料 こしょう、カレー粉、マスタード、ナツメグなどのスパイス スパイスアレルギー
口とのどだけに症状が出る 果物や野菜を食べると口の中や唇がかゆい、のどがイガイガする 口腔アレルギー症候群
食べ物以外 ハチに刺されたあとの症状、ラテックス(ゴム手袋)と果物の関係 ハチ毒アレルギーラテックスアレルギー

お米アレルギー(ご飯アレルギー)、そら豆、ひよこ豆、きのこ、はちみつなど、専用ページのない食品についてもご相談・検査は可能です。加工食品には、えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生の8品目について原材料表示が義務づけられています。表示のルールは外食・中食では異なるため、ご不安な方は診察でご説明します。

血液検査(特異的IgE抗体検査)

疑われる食品に対する抗体(特異的IgE抗体)を血液で調べる検査です。採血だけで済むため負担が少なく、小さなお子さんにも行えます。

保険診療で算定できるのは13項目までと決められています。「219項目をまとめて」といった網羅的な検査は保険の対象外です。そのため、問診で疑わしい食品を絞り込んでから項目を選ぶことが大切になります。

結果は後日のご説明となります。当日その場ではお伝えできません。

結果はクラス0から6の段階(レベル)で報告されます。数値が高いほど症状が出る可能性は高くなりますが、数値の高さと症状の重さは必ずしも一致しません。

血液検査が陽性でも、その食品を食べられることは少なくありません。症状が出たことのない食品を、検査が陽性というだけで除去することはしません。逆に、検査が陰性でも症状をくり返す場合には食物アレルギーと考えることがあります。判定は必ず症状と合わせて行います。

皮膚プリックテスト

当院では皮膚プリックテストを実施しています。皮膚にアレルゲンの液を1滴たらし、細い針でごく浅く傷をつけて皮膚の中に少量入れ、15分後の反応をみる検査です。じんましんのような膨らみが出るかどうか、出た場合はその大きさを測って評価します。

血液検査で判定がつきにくいとき、また果物・野菜のように血液検査の項目にないものを調べたいときに有用です。その場で結果がわかります。

検査の前に抗ヒスタミン薬(アレルギーの飲み薬)を中止していただく必要がありますが、中止する期間は薬の種類によって異なります。自己判断で中止せず、一度受診してご相談ください。

症状がないときの検査は自費になります

実際に症状が出たことがあり、その原因を調べるための検査は保険診療で行えます。

一方で、症状が出たことはないけれど念のため調べておきたい、という目的の検査は保険の対象外となり自費診療になります。ご希望の場合は診察時にお申し出ください。

食物経口負荷試験について

食物経口負荷試験(食物負荷試験)は、疑われる食品を医療機関で実際に少しずつ食べて、症状が出るかどうかを確認する検査です。診断を確定するとき、どのくらいの量まで食べられるかを確かめるとき、耐性がついたかを再評価するときに行われます。

検査中に強い症状が出る可能性があるため、当院では実施しておりません。必要と判断した場合は、体制の整った医療機関をご紹介します。

MANAGEMENT

診断がついたあとの管理

正しい診断にもとづいて、必要最小限だけ除去する

食物アレルギーの管理の原則は、正しい診断にもとづいて、必要最小限の原因食物だけを除去することです。

血液検査が陽性だから、念のためだから、という理由での除去は行いません。原因食物であっても、症状が出ない範囲の量であれば食べられることが多く、加熱や調理によって食べられるようになる食品もあります。どこまで食べてよいかは医師の指示に従ってください。

STEP01 正しい診断 — 症状の出た食品を問診と検査で確かめる。念のための除去はしない
STEP02 必要最小限の除去 — 食べられる範囲までは食べる。加熱や調理で食べられるものは指示に従って食べる
STEP03 安全の確保 — 誤食と混入を防ぐ。原材料表示を確認する。外食・中食の表示ルールを理解する
STEP04 必要な栄養の確保 — 除去した食品の栄養を別の食品で補う

自己判断で除去を広げないでください

必要のない除去には栄養面の不利益があります。とくに成長期のお子さんでは、体重の増えが悪くなる、貧血や低身長につながるなど、発育に影響することがあります。大人でも、たんぱく質やカルシウムが不足しやすくなります。

除去が必要になった場合は、代わりの食品で栄養を補います。

卵を除去する場合 — 肉・魚・大豆製品でたんぱく質を補います
牛乳を除去する場合 — アレルギー用ミルクを使い、小魚・大豆製品などでカルシウムを補います
小麦を除去する場合 — 米や雑穀などでエネルギーを補います
除去する食品が多い場合は、栄養が偏りやすくなるため定期的な相談が必要です

誤って食べてしまったときの対応

誤食して症状が出た場合、皮膚のかゆみやじんましんだけであれば、あらかじめ処方された抗ヒスタミン薬を内服して安静にし、症状の変化を観察します。

症状が広がる、呼吸が苦しくなる、嘔吐をくり返す、ぐったりするといった変化があれば、ためらわずに救急要請をしてください。

保育園・幼稚園・学校で過ごすお子さんでは、園や学校と情報を共有し、誤食が起きたときに誰がどう動くかをあらかじめ決めておくことが大切です。

エピペン(アドレナリン自己注射薬)とネフィー(点鼻アドレナリン)

アナフィラキシーを起こす可能性がある方には、アドレナリンの自己注射薬エピペンを処方します。当院では0.3mg製剤を院内に在庫しており、診察のうえ当日お渡しできます。0.15mg製剤は院外処方となります。

注射に抵抗がある方には、鼻にスプレーするタイプのアドレナリン製剤ネフィーもあります。体重15kg以上のお子さんにも使用でき、院外処方となります。

使い方は処方時にご説明します。使用したあとは症状が落ち着いたように見えても、必ず救急要請をして医療機関を受診してください。

ごく少量のアレルゲンで即時型の症状を起こしたことがある
即時型の症状をくり返している
アナフィラキシーを起こしやすい食品(牛乳・小麦・鶏卵・落花生・魚介類・木の実類・そばなど)が原因である
コントロールが不十分な気管支喘息を合併している
医療機関から遠い場所に住んでいる、または宿泊をともなう旅行などで受診まで時間がかかる可能性がある

お薬の副作用と注意していただきたいこと

抗ヒスタミン薬では眠気、口の渇き、だるさが出ることがあります。運転や危険をともなう作業をされる方は、あらかじめお伝えください。

抗ヒスタミン薬はアナフィラキシーの進行を止める薬ではありません。呼吸の症状や血圧低下があるときに、飲み薬で様子をみることは危険です。

エピペンは太ももの外側に、衣服の上からでも打てます。使用後に一時的に動悸や手のふるえ、頭痛が出ることがありますが、迷って打たないことのほうが危険です。

市販薬で様子をみるのではなく、症状が出たことがある食品については一度受診してご相談ください。

経口免疫療法・食物経口負荷試験について

経口免疫療法(原因の食べ物を少量ずつ食べて体を慣らしていく治療)は、当院では行っておりません。

食物経口負荷試験(医師の管理下で実際に食べて症状が出るかを確かめる検査)も当院では実施しておらず、必要と判断した場合は体制の整った医療機関へご紹介します。除去の解除を検討する段階になったら、ご紹介のタイミングをご相談ください。

診断、原因の絞り込み、除去の範囲の相談、エピペンの処方、日常の管理は当院で承ります。

保育園・学校の生活管理指導表を作成します

保育園・幼稚園・学校に提出する「アレルギー疾患生活管理指導表」を当院で作成します。給食での除去や、緊急時の対応をどうするかを園や学校と共有するための書類です。

新学期の前は依頼が集中します。提出期限に間に合うよう、余裕をもってご相談ください。血液検査の結果が必要な場合は、結果が出るまでに1週間ほどかかります。

エピペンをお持ちのお子さんについては、園や学校での預かりと使用について記載します。ご不明な点は診察時にお尋ねください。

COST

費用の目安

健康保険3割負担の場合の目安です。実際の費用は検査する項目数や処方する内容によって変わります。

血液検査は特異的IgE抗体1項目110点で、保険で算定できるのは13項目までです。13項目に免疫学的検査判断料144点を加えた1,574点が3割負担で約4,720円になります。皮膚プリックテストは21箇所以内で1箇所16点(22箇所以上は1箇所12点)で、これに使用するアレルゲン試薬の薬剤料が加わります。お薬の欄は薬剤料のみの目安で、診察料・調剤料は別にかかります。2026年8月時点の診療報酬・薬価にもとづく目安です。

FAQ

よくある質問

食物アレルギーは何科を受診すればよいですか?
内科・皮膚科・アレルギー科のいずれでも診療します。当院はアレルギー科として、皮膚の症状も呼吸器の症状も合わせて診察します。何を食べて、何分後に、どんな症状が出たかを整理してお越しください。原材料表示や症状の写真が残っていれば診断の助けになります。
自分がアレルギーかどうか、家でチェックする方法はありますか?
ご自宅でできる確実なアレルギーチェックの方法はありません。少しだけ食べて試す、皮膚に塗ってみるといった自己流の確認は、思わぬ強い症状を招くことがあるため行わないでください。エビアレルギーやそばアレルギー(蕎麦アレルギー)のように症状が強く出やすい食品ではとくに危険です。症状が出たことのある食品は、問診と検査で確かめます。
検査の結果は当日わかりますか?
血液検査(特異的IgE抗体検査)の結果は後日のご説明となります。当日その場ではお伝えできません。皮膚プリックテストは15分後に反応をみるため、その日のうちに結果をご説明できます。
アレルギー検査は何項目まで調べられますか?219項目を一度に調べたいのですが。
保険診療で算定できるのは13項目までと決められています。それを超える項目数や、症状がない状態での網羅的な検査は保険の対象外となり自費診療になります。項目数に限りがあるからこそ、問診で疑わしい食品を絞り込んでから選ぶことが大切です。
血液検査の数値が高いのに、食べても症状が出ません。除去したほうがよいですか?
いいえ。血液検査が陽性でも、その食品を問題なく食べられることは少なくありません。症状が出たことのない食品を、数値が高いというだけで除去することはしません。必要のない除去は栄養面の不利益につながります。逆に検査が陰性でも症状をくり返す場合は食物アレルギーと考えることがあり、判定は必ず症状と合わせて行います。
同じものを食べ続けると、アレルギーになりますか?
食べ過ぎや過剰摂取でアレルギーになる、同じ食品を食べ続けるとアレルギーになる、という考え方には根拠がありません。むしろ、必要のない除去を続けるほうが問題になります。ただし、それまで食べられていた食品で急に症状が出るようになることはあり、大人でも起こります。症状が出たことがあれば、思い込みで判断せず一度ご相談ください。
お子さん(子供・赤ちゃん)でも検査はできますか?
はい。採血による血液検査は乳児でも行えます。ただし小さなお子さんでは採血できる血液量に限りがあるため、調べる項目はより慎重に絞り込みます。初めての食品をいつから食べさせてよいかというご相談も承ります。心配だからと開始を遅らせることがかえって不利になる食品もあるため、自己判断ではなくご相談ください。
大人になってから急に食物アレルギーになることはありますか?
あります。18歳以上で新たに発症する食物アレルギーでは、小麦・甲殻類・果実類が上位を占めます。大人の食物アレルギーは耐性を獲得しにくく、原因食物の除去を続けることが必要になることが多いと考えられています。原因がはっきりしないまま湿疹やじんましんがくり返す場合も、一度ご相談ください。
エビを食べるとお腹が痛くなります。アレルギーでしょうか?
腹痛だけの場合、食物アレルギー以外の原因も考えられます。生の魚介類ではアニサキス、鮮度の落ちた青魚ではヒスタミンによる症状(仮性アレルゲン)、そのほか食物不耐症や食中毒のこともあります。じんましんや呼吸器の症状をともなうか、くり返しているかが手がかりになります。診察で整理しますのでご相談ください。
市販の薬で様子をみてもよいですか?
皮膚のかゆみだけであれば市販の抗ヒスタミン薬で落ち着くこともありますが、原因が特定できなければ次にまた同じことが起こります。とくに呼吸が苦しい、声がかすれる、嘔吐をくり返すといった症状があるときは市販薬で様子をみず、ただちに救急要請をしてください。
豊洲イーウェルクリニック
食べたあとの症状が気になる方へ

何が原因かわからない、除去をどこまで続ければよいかわからない、エピペンを持つべきか相談したい。どの段階でもご相談ください。豊洲駅から徒歩3分、土日も診療しています。

豊洲駅から徒歩3分/土日も診療しています
REFERENCES
参考文献
  1. 日本アレルギー学会(食物アレルギー診療ガイドライン)
  2. 消費者庁(即時型食物アレルギー全国モニタリング調査・アレルギー表示)

本ページは一般的な情報提供を目的としています。診断と除去の範囲は、症状・年齢・検査結果をふまえて診察のうえで判断します。記載は2026年8月時点の情報です。強い症状が出たときは、記載にかかわらず救急要請をしてください。

監修医師 石川 浩雅(豊洲イーウェルクリニック

本ページの内容は、上記の医師が監修しています。

監修記事一覧

2006年 国立国際医療センター 初期研修、2008年 同センター 後期研修。2011年 東京医科歯科大学 医療経営政策学。第一生命保険株式会社、株式会社Linc'well/クリニックフォア、医療法人社団シンシアエージェンシーを経て、2025年11月 東京都江東区豊洲に「豊洲イーウェルクリニック」開院。内科・皮膚科・アレルギー科を中心に、小児から泌尿器科領域まで幅広く診療しています。渡航ワクチンの接種にも対応しています。日本渡航医学会、日本旅行医学会、日本内科学会、日本アレルギー学会、日本産業衛生学会 所属。

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