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大豆アレルギー

大豆アレルギーは乳児期に即時アレルギーで発症するタイプと学童以降にカバノキ科花粉症に伴う花粉-食物アレルギー症候群として発症するタイプに分かれます。

即時型食物アレルギーの1.6%を占めます。

大豆アレルギーの症状は?

乳児期の大豆アレルギーは即時アレルギーを起こすことが多く、じんま疹や口のかゆみなどが一般的です。

成人の大豆アレルギーは豆乳など加工が低い大豆製品を摂取すると強いアレルギーを引き起こし、納豆、味噌、醤油などの大豆製品では症状は稀です。豆乳を飲み始めて、もしくは久しぶりに飲むことによりアナフィラキシーが出たという報告もあります。

納豆では遅発型アナフィラキシーを引き起こすことがあります。

大豆アレルギーはどのように診断しますか?

問診

まずは大豆アレルギーの診断では詳細な問診を行います。大豆のどの製品を摂取すると症状が出るのかを確認することも重要です。

春の花粉症のカバノキ花粉(ハンノキやシラカンバ)の花粉症状についても確認を行います。大豆アレルギーではカバノキ花粉の飛散時期(3-5月)とその直後に悪化しやすいと言われています。

納豆は摂取後5時間から半日後に発症するため注意が必要です。納豆アレルギーはクラゲの貼りに含まれるポリガンマグルタミン酸感作に伴う発症が報告されており、ダイバーなどに多いことから確認を行います。

血液検査

 血液検査で大豆特異的抗体を検査します。ただし、検査の感度は50%程度であり不十分です。100UA/Lと高値であっても2割程度では症状が出現しません。

カバノキ科花粉に関連する大豆アレルギーであGly m 4特異的IgE抗体は大豆のPR-10蛋白でほぼ100%の感度で診断が可能です。また、シラカンバやハンノキ花粉特異的IgE抗体も検査を行います。

《検査》

抗体検査

大豆特異的IgE

Gly m 4特異的IgE抗体

シラカンバ花粉特異的IgE抗体

ハンノキ花粉特異的IgE抗体

大豆アレルギーはどのように管理しますか?

Gly m 4は加熱や発酵などの加工処理を行うことで活性を失うため豆乳で最も症状が起こりやすく味噌や醤油、納豆で起こることはほぼありません。

個人により食べられるものが異なり、症状の強さも異なるためどの大豆食品を摂取可能か検討が必要です。

黄大豆だけでなく黒大豆(黒豆)や青大豆(枝豆)などの有色大豆も併せて除去が必要です。豆もやしも大豆の芽であり除去が必要です。

大豆タンパク質が醸造過程で分解されるしょうゆやみそは、多くの場合食べることができます。

大豆油は精製されタンパク質はほとんど残っていないので、多くの場合に使用可能です。

小豆、インゲン豆、エンドウ豆などは基本的に除去する必要はありません。

緑豆もやしは除去の必要がありませんが、豆もやしは除去が必要です。

バラ科(リンゴ、サクランボ、モモ、ナシ、イチゴ、プラム、アーモンド)にもPR-10蛋白が含まれているためのどのイガイガなどの症状が出現する可能性があります。

 

 

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