メニュー

オーストラリア・ニュージーランド

TRAVEL VACCINE

オーストラリア・ニュージーランド渡航のワクチン

 

オーストラリア、ニュージーランドへ渡航される方に向けて、検討するワクチンを推奨度つきで整理しました。都市部への短期出張か、地方部への長期滞在かで必要なものが変わります。出発までの日数から逆算して、何回の来院で終えられるかもあわせてご説明します。江東区豊洲、豊洲駅から徒歩3分。土日も診療しています。

豊洲駅 徒歩3分推奨度つきで一覧来院回数から逆算
ABOUT

対象の国と、考え方

対象となる国・地域

オーストラリア、ニュージーランド などが対象です。

何を打つかは行き先の国よりも「どこに、どれだけ、どう滞在するか」で決まります。都市部への短期滞在か、地方部での長期滞在かで、検討すべきものが変わります。

国ごとの事情をまとめたページもあります。

注意すべき感染症

ワクチンのないものは、生水や氷を避ける、加熱されたものを選ぶ、動物に近づかない、虫よけを使うといった行動で備えます。

ワクチンで防げるものと、行動で防ぐものがあります。

感染経路 リスクのある感染症
経口感染 旅行者下痢症
蚊に媒介 デング熱(オーストラリア北部) ロスリバー熱 マレーバレー脳炎 日本脳炎(オーストラリア北部)
蚊以外の昆虫に媒介
動物から感染
傷口から感染 破傷風
血液・体液から感染 HIV感染症
患者から感染 インフルエンザ
その他

入国時の要件は変わります

黄熱の流行国を経由して入国する場合、黄熱の予防接種証明書(イエローカード)を求められることがあります。乗り継ぎ地も対象になることがあるため、経由地を含めてご確認ください。

黄熱ワクチンは検疫所と指定医療機関のみで接種でき、当院では接種できません。

渡航前に厚生労働省検疫所(FORTH)や渡航先の在日大使館で最新の情報をご確認ください。

VACCINES

オーストラリア・ニュージーランドで検討するワクチン

推奨度つき一覧

同じワクチンでも国産と輸入で回数と価格が変わります。出発までの日数が短い場合は、回数の少ない輸入を選ぶことがあります。価格は税込・1回あたりです。

トラベル外来で地域を選んだときと同じ基準です。◎は強く推奨、○は推奨、△は状況により検討します。実際に必要かどうかは、滞在の仕方と接種歴をうかがったうえで診察で判断します。

オーストラリア・ニュージーランドで検討されるワクチン 8件(推奨度順)

選び方のポイント

A型肝炎は、輸入(Havrix 1440)なら1回の接種で渡航でき、国産(エイムゲン)は渡航前2回が必要です。出発まで2〜3週間しかない場合は輸入を選びます。

B型肝炎もあわせて必要なら、A型とB型を1本でまかなえるTwinrixがあります。打つ本数を減らせます。

狂犬病は渡航前3回で最低3週間かかります。地方部での活動や1か月以上の滞在では、早めにご相談ください。

麻疹・風疹は、2回接種の記録がない方に強くおすすめします。中国・台湾・韓国では麻疹の流行が報告されることがあります。

SCHEDULE

接種スケジュール

来院ごとの流れ

推奨度が◎と○のものをすべて受ける場合の例です。複数のワクチンは同じ日にまとめて接種できます。

出発までに全部は終わらないという場合でも、打てるものから優先順位をつけてご提案します。

オーストラリア・ニュージーランドへ渡航する場合
1
初回来院 13種類
麻疹・風疹(追加接種)1回目A型肝炎1回目B型肝炎1回目
2
3〜4週後来院 21種類
B型肝炎2回目
3
6ヶ月後来院 32種類
A型肝炎2回目B型肝炎3回目

出発までの日数から逆算します

接種後に発熱や倦怠感が出ることがあるため、できれば出発の2〜3日前までに終えることをおすすめします。

日程が厳しい場合の目安です。

出発までの期間 接種の目安
3か月以上 必要なものを標準の間隔で、余裕をもって接種できます
1〜2か月 狂犬病の3回接種やA型肝炎の2回接種まで組めます
3〜4週間 狂犬病の3回接種がぎりぎり間に合います。A型肝炎は輸入なら1回で渡航できます
1週間以内 1回で終えられるもの(A型肝炎の輸入、腸チフス、Tdap、麻疹・風疹)を同じ日にまとめます

予防薬 — ワクチンでは防げないもの

どちらも自由診療(保険適用外)です。副作用や飲み合わせの確認が必要なため、必ず診察のうえで処方します。詳しくはマラリア予防薬・高山病のページをご覧ください。

マラリアと高山病には、ワクチンではなく飲み薬で備えます。どちらも渡航先と時期によって必要性が変わります。

  マラリア予防薬 高山病予防薬
マラロン(アトバコン・プログアニル配合錠) ダイアモックス(アセタゾラミド250mg)
東アジアでの対象 中国南部のマラリア発生地域へ立ち入る方 チベット・雲南省など標高の高い地域へ行かれる方
飲み方 渡航の1〜2日前から、滞在中、帰国後7日まで毎日 到着の前日から到着3日後まで4日間、半錠(125mg)を1日2回
価格(税込) 1日分 1,100円 10錠 4,400円

英文の診断書・接種証明書

留学、就労ビザの申請、海外赴任の手続きでは、これまでに受けたワクチンを英文で証明する書類を求められることがあります。当院では英文の証明書を発行しています(11,000円・税込)。

母子健康手帳や他院での接種記録もまとめて1通に記載できます。受診の際は、母子健康手帳、他院での接種記録、提出先から指定された様式、パスポート(氏名のつづりを合わせるため)をお持ちください。

記載内容の確認が必要なため、その日のうちのお渡しにならない場合があります。提出期限には余裕をもってご相談ください。

持病があり常用薬をお持ちの方は、薬剤の英文証明もご相談いただけます。

PRICE

価格一覧

東アジア渡航で検討するワクチンと予防薬、英文証明書の価格です。すべて税込・自由診療(保険適用外)です。

麻疹・風疹(MRワクチン)[国産/輸入] 国産・全2回8,800円(税込・1回)狂犬病(ChiroRab)[国産/輸入] 輸入・全4回14,800円(税込・1回)A型肝炎(Havrix 1440)[国産/輸入] 輸入・全2回16,000円(税込・1回)A型肝炎(エイムゲン)[国産/輸入] 国産・全3回16,500円(税込・1回)狂犬病(ラビピュール)[国産/輸入] 国産・全4回16,500円(税込・1回)A型B型肝炎(Twinrix)[国産/輸入] 輸入・全3回17,600円(税込・1回)破傷風(破傷風トキソイド)[国産/輸入] 国産・全3回3,800円(税込・1回)三種混合DPT(トリビック)[国産/輸入] 国産・全3回8,800円(税込・1回)B型肝炎(ビームゲン)[国産/輸入] 国産・全3回6,600円(税込・1回)日本脳炎(ジェービックV)[国産/輸入] 国産・全3回6,600円(税込・1回)日本脳炎(Jenvac)[国産/輸入] 輸入・全2回6,600円(税込・1回)Tdap(Boostrix)[国産/輸入] 輸入・全1回11,000円(税込・1回)腸チフス(Typbar TCV)[国産/輸入] 輸入・全1回11,000円(税込・1回)腸チフス(タイフィムブイアイ(取り寄せ))[国産/輸入] 国産・全1回15,400円(税込・1回)ポリオ(イモバックスポリオ)[国産/輸入] 国産・全1回11,000円(税込・1回)ダニ媒介性脳炎(タイコバック)[国産/輸入] 国産・全4回16,500円(税込・1回)マラロン(アトバコン・プログアニル配合錠)[数量] 1日分1,100円(税込)ダイアモックス(アセタゾラミド250mg)[数量] 10錠4,400円(税込)英文の診断書・接種証明書[内容] 1通11,000円(税込)

ワクチンの価格は1回あたりです。総額は接種回数に応じて変わります(例:狂犬病ChiroRabは渡航前3回で44,400円、4回目まで含めると59,200円)。渡航ワクチンの接種と英文証明書の発行は自由診療(保険適用外)です。接種の可否は医師の診察のうえで判断します。副作用として、接種部位の痛み・腫れ・赤み、発熱、倦怠感などが起こることがあります。国産ワクチンで健康被害が生じた場合は予防接種健康被害救済制度、輸入ワクチンの場合はワクチン輸入会社による補償制度の対象となります。

FAQ

よくある質問

東アジアなら、ワクチンは要らないのではないですか
滞在の仕方によります。都市部への短期出張であれば、A型肝炎と破傷風(Tdap)が中心です。ただし、外食の機会が多い、地方部へ行く、1か月以上滞在するといった場合は検討するものが増えます。また、麻疹・風疹は2回接種の記録がない方にはおすすめしています。
何回通えばよいですか
推奨度が◎と○のものをすべて受ける場合、初回・1週後・3〜4週後・6か月後・1年以降の5回が目安です。ただし、必要なものだけに絞れば1回で終わることもあります。上の「接種スケジュール」に来院ごとの内容をまとめています。
複数のワクチンを同じ日に打てますか
打てます。当院では複数のワクチンを同じ日にまとめて接種しています。出発までの日数が短い場合ほど、まとめることが有効です。
出発まで1週間しかありません
1回で終えられるものを優先します。A型肝炎(輸入・Havrix 1440)は1回で渡航でき、腸チフス、Tdap、麻疹・風疹も1回です。これらは同じ日に接種できます。狂犬病は3回で最低3週間かかるため間に合いませんが、今回1回目を始めておけば次回以降の渡航に備えられます。
国産と輸入はどちらがよいですか
出発までの日数と、健康被害が生じたときの補償の枠組みが判断材料です。国産は予防接種健康被害救済制度の対象で、輸入はワクチン輸入会社による補償制度の対象です。時間に余裕があれば国産、日数が短ければ回数の少ない輸入を選ぶことが多くなります。
中国へ行くのにマラリア予防薬は必要ですか
中国南部の一部の地域を除いて、通常は必要ありません。行き先と時期によって変わりますので、渡航先が決まった段階でご相談ください。必要な場合はマラロン(1日分1,100円・税込)を処方します。
チベットへ行きます。高山病の薬はもらえますか
はい。ダイアモックス(10錠4,400円・税込)を処方しています。標高の高い地域へ行かれる場合は、高地に到着する前日から、到着3日後までの4日間、半錠(125mg)を1日2回服用するのが標準です。持病や飲み合わせの確認が必要なため、診察のうえで処方します。
英文の証明書は当日もらえますか
記載内容の確認が必要なため、その日のうちのお渡しにならない場合があります。母子健康手帳や他院での接種記録をお持ちいただくと、記載できる範囲が広がります。提出期限には余裕をもってご相談ください。費用は11,000円(税込)です。
接種記録が見つかりません
血液検査で抗体があるかどうかを調べる方法があります。麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜ・B型肝炎などは抗体価を測れます。十分な抗体が確認できれば、それをもって証明にできることがあります。ただし、提出先が「接種記録」を求めていて抗体価では代用できない場合もあるため、指定書類の確認が先です。
子どもも接種できますか
できます。年齢によって使えるワクチンと量が変わります。母子健康手帳をお持ちいただければ、日本の定期接種で済んでいるものと、渡航のために追加が必要なものを整理してご説明します。
豊洲イーウェルクリニック
出発が決まったら、早めにご相談ください

オーストラリア・ニュージーランドへの渡航では、回数が必要なワクチンほど日程の余裕が結果を左右します。狂犬病は3回で3週間、B型肝炎は標準で6か月かかります。日数が足りない場合でも、1回で終えられるものから優先順位をつけてご提案します。豊洲駅から徒歩3分、土日も診療しています。

豊洲駅から徒歩3分/土日も診療しています
REFERENCES
参考文献
  1. 厚生労働省検疫所 FORTH

本ページは一般的な情報提供を目的としています。入国時の要件は変わることがあるため、渡航前に必ず最新の情報をご確認ください。接種の可否は診察のうえで判断します。

監修医師 石川 浩雅(豊洲イーウェルクリニック

本ページの内容は、上記の医師が監修しています。

監修記事一覧

2006年 国立国際医療センター 初期研修、2008年 同センター 後期研修。2011年 東京医科歯科大学 医療経営政策学。第一生命保険株式会社、株式会社Linc'well/クリニックフォア、医療法人社団シンシアエージェンシーを経て、2025年11月 東京都江東区豊洲に「豊洲イーウェルクリニック」開院。内科・皮膚科・アレルギー科を中心に、小児から泌尿器科領域まで幅広く診療しています。渡航ワクチンの接種にも対応しています。日本渡航医学会、日本旅行医学会、日本内科学会、日本アレルギー学会、日本産業衛生学会 所属。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME

ご質問にお答えします