インフルエンザワクチン;Influenza
インフルエンザは毎年1,000〜2000万人のかたが感染するありふれた感染症ですが、65歳以上の高齢者や幼児や基礎疾患がある方が感染すると合併症のリスクが高くなり死亡することもあります。
インフルエンザワクチンの効果は?
❶ インフルエンザへの感染予防効果があります
インフルエンザワクチンを接種することで40〜60%の発症予防効果があることが報告されています。
❷ 重症化の予防効果があります
ワクチン接種によりインフルエンザによる入院や死亡率が下がります。
インフルエンザワクチン接種をお勧めするかた
インフルエンザは6ヶ月以上のすべてのかたに接種が推奨されています。
特に合併症のリスクが高い方に接種が推奨されます。
❶ 高齢者(65歳以上)
❷ 5歳未満の小児(徳男に2歳未満)
❸ 妊婦、出産後2週間以内
❹ 慢性疾患のある方(喘息、COPD、心疾患、癌、慢性腎不全、慢性肝疾患、糖尿病、血液疾患、神経筋疾患など)
❺ 免疫抑制状態にある方
❻ 高度肥満
❼施設入所者
インフルエンザワクチンの種類
インフルエンザワクチンには従来型のインフルエンザHAワクチン以外にも高齢者に効果が高い高用量インフルエンザワクチン(エフルエルダ)と点鼻インフルエンザワクチン(フルミスト)があります。
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インフルエンザHAワクチン |
点鼻インフルエンザワクチン |
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製品名 |
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フルミスト |
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種類 |
不活化ワクチン |
生ワクチン |
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接種方法 |
皮下注射 |
鼻の中にスプレー |
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接種回数 |
1〜2回 |
1回 |
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効果発現までの時間 |
約2週間 |
約2週間 |
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効果持続時間 |
4〜6ヶ月 |
4〜6ヶ月 |
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対象年齢 |
6ヶ月以上 |
2歳以上19歳未満 |
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副反応 |
接種部位の腫れ |
鼻水、発熱など |
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特徴 |
抗原量が4倍で免疫応答が強化 |
特に小児に有効 |
インフルエンザワクチンの接種スケジュール
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インフルエンザHAワクチン |
点鼻ワクチン |
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接種回数 |
1〜2回 |
1回 |
価格
《ワクチン》
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インフルエンザHAワクチン |
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価格 |
3,500円 |
よくある質問
インフルエンザワクチンの持続期間は?
インフルエンザワクチンによる発症予防効果は接種後2週間からおよぼ5ヶ月程度と言われています。
ワクチンは毎年接種を行いましょう
インフルエンザ・ワクチンの効果的な接種時期は?
インフルエンザの流行黄は早い場合は11月下旬から始まります。10月末までには接種を済ませるのが理想です。
インフルエンザワクチンを2回接種する場合の接種間隔は?
より免疫効果を高めるには、4週間間隔をあけての接種がもっとも良いと割れています。
2回目の接種が4週間以上あいてしまっても最初から接種し直す必要はありません。
インフルエンザにかかったら、もうワクチンはうたなくてよいですか?
アメリカCDCやWHOでは、一度インフルエンザの罹患しても他の株に対する免疫は持っていない可能性があるためワクチン接種を推奨しています。
妊娠中ですがインフルエンザワクチンを接種できますか?
インフルエンザワクチンにより妊婦がインフルエンザで入院するリスクが40%減少したとの報告があります。
妊婦内で産生された抗体が胎盤を通じて胎児に移行することで、生後6ヶ月までインフルエンザ感染が減少するとの報告があります。赤ちゃんを守るためにも予防接種を受けましょう。
卵アレルギーがありますがインフルエンザワクチン接種はできますか?
ほとんどの場合、卵アレルギーがあってもインフルエンザワクチンの接種は問題ありません。重度の卵アレルギーを持つ子どもに接種をしても、重篤なアレルギー反応は生じなかかったとの報告もあります(Clin Exp Vaccine Res. 2015 Jul 29;4(2):137–144)
