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ピーナッツアレルギー・ナッツアレルギー

ナッツアレルギーは食物アレルギーの原因の第3位で徐々に増加傾向にあります。そのナッツ類の中でも、クルミが半数以上を占めています。

ピーナッツとナッツ類はひとくくりにされることが多いですが、ピーナッツはマメ科に分類され、木の実であるナッツ類とは分類が異なります。各種検査を行い、適切な食事管理を行うことが重要です。

  

アレルギーの原因となるナッツ(木の実)はどのような種類がありますか?

 ピーナッツとナッツはまとめてナッツ類と呼ばれますが、マメ科であるピーナッツとその他のナッツとは生物学的に離れた食物です。一方、クルミやペカンナッツは同じクルミ科に属しており、カシューナッツとピスタチオはウルシ科に属すため同時に除去をする必要があります。

科目

種類

コンポーネント

マメ科

ピーナッツ

Ara h 2

 

大豆

Gly m 4

 

エンドウ

 

 

インゲンマメ

 

バラ科

アーモンド

PR-10

クルミ科

シナノグルミ
クロクルミ

Jug r 1

 

ペカンナッツ

 

カバノキ科

ヘーゼルナッツ

 

ウルシ科

カシューナッツ

Ano o 3

 

ピスタチオ

 

アオイ科

カカオ

 

サガイバナ科

ブラジルナッツ

 

ヤマモガシ科

マカダミア

 

ピーナッツアレルギー、ナッツアレルギーはどのように診断しますか?

ピーナッツ、クルミ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、カカオ、ブラジルナッツ、アーモンドの血液検査が可能です。Ara h 2特異的IgE(ピーナッツ)、Jur r 1特異的IgE(クルミ) 、Ano o 3 特異的IgE(カシューナッツ)のアレルゲンコンポーネントを同時に測定することでより正確な診断につながります。スキンプリックテストによる診断も重要です。それでもはっきりしない場合は経口負荷試験を行います(経口負荷試験が必要な場合は病院を御紹介いたします)

《検査》

項目

抗体

アレルゲンコンポーネント

ピーナッツ

ピーナッツ特異的IgE

Ara h 2特異的IgE

クルミ

クルミ特異的IgE

Jur r 1特異的IgE

カシューナッツ

カシューナッツ特異的IgE

Ano o 3 特異的IgE

ヘーゼルナッツ

ヘーゼルナッツ特異的IgE

×

カカオ

カカオ特異的IgE

×

ブラジルナッツ

ブラジルナッツ特異的IgE

×

アーモンド

アーモンド特異的IgE

 

ピーナッツアレルギー

ピーナッツは即時型アレルギーの原因食物の第5位であり、アナフィラキシーショックの原因の7.3%を占めるなど重篤な症状を引き起こしやすい食物です。

多くは1歳ころに即時型アレルギーとして発症します。カバノキ(ハンノキやシラカンバ)の花粉-食物アレルギー症候群として口のかゆみやイガイガなどの症状を中心に成人で発症することもあります。

《検査》

項目

抗体

アレルゲンコンポーネント

ピーナッツ

ピーナッツ特異的IgE

Ara h 2特異的IgE

カバノキ

カバノキ特異的IgE

×

大豆

大豆特異的IgE

Gly m 4 特異的IgE

 

《ピーナッツアレルギーの管理の注意点》

ピーナッツはマメ科植物であるため、ナッツ(木の実類)をまとめて除去する必要はありません。

ピーナッツはチョコレート、ジーマーミ豆腐、佃煮、和菓子など の食品やカレールーなどの調味料に含まれていることがあるため原材料表示で含有されているかを確認する必要があります。

ピーナッツオイルも含めて除去を行います。

自然治癒するのは約20%程度といわれており、なおりにくいアレルギーの一つです。

ナッツ(木の実アレルギー)

アナフィラキシーショックの原因の8%はクルミは8.0%であり、ナッツは重篤な症状を引き起こしやすい食物です。

《検査》

ナッツ類としてひとくくりにすることはできず、個々にアレルギーの有無を確認します。

Jur r 1特異的IgE(クルミ) 、Ano o 3 特異的IgE(カシューナッツ)のアレルゲンコンポーネントを同時に測定することでより正確な診断につながります。スキンプリックテストによる診断も重要です。

項目

抗体検査

アレルゲンコンポーネント

クルミ

クルミ特異的IgE

Jur r 1特異的IgE

カシューナッツ

カシューナッツ特異的IgE

Ano o 3 特異的IgE

ヘーゼルナッツ

ヘーゼルナッツ特異的IgE

×

カカオ

カカオ特異的IgE

×

カシューナッツ

カシューナッツ特異的IgE

×

木の実、ナッツアレルギーの管理の注意点は?

 木の実類を一斉に除去する必要はありません。

クルミ科のクルミとペカンナッツ、ウルシ科のカシューナッツとピスタチオは強い関連があるためどちらかにアレルギーを示す場合は同時に除去が必要です。

木の実類はドレッシングや菓子類など多くの食品に利用されており外見では区別がつかないため原材料を確認するようにしましょう。

クルミ、カシューナッツ、アーモンドは特定原材料の表示推奨項目となっています。ただしこれらは表示義務はなく、その他の木の実は推奨項目でもないため誤食に注意が必要です。

耐性獲得は9%と低く、生涯にわたり除去が必要となる可能性があります。

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