日本脳炎ワクチン:Japanese encephalitis
日本脳炎の特徴は?
日本脳炎はコガタイエカにより日本脳炎ウイルス感染することで生じる急性脳炎です。6-16日間の潜伏期間の後に発熱や頭痛、嘔吐、めまいなどの症状で発症します。発症した場合の死亡率は20-30%です。
日本脳炎ワクチン接種により、日本脳炎にかかるリスクを75-95%程度減らすことができると言われています。発症すると重症化するリスクが高いため、予防接種での予防が重要です。
日本脳炎ワクチン接種をお勧めするかた
☑︎ 東・東南アジア・南アジアに渡航される方、オーストラリアやパプアニューギニアに渡航される方
《日本脳炎の流行地域》
☑︎ 2009年10月以前に出生し定期接種を受けていない方
☑︎ 北海道に在住のため接種をうけていない方
- 北海道では、2016年4月1日から定期接種が始まりました。
日本脳炎ワクチンの種類
日本脳炎ワクチンには国産狂犬病ワクチンと輸入狂犬病ワクチンの2種類があります。
❶ 国産日本脳炎ワクチン(ジェービックV)
❷ 輸入日本脳炎ワクチン(Jenvac)
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国産日本脳炎ワクチン |
輸入日本脳炎ワクチン |
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商品名 |
ジェービックV |
Jenvac |
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接種回数 |
3回 ①初回、②1-4週間、③12ヶ月) |
2回 ①初回、②1年後 |
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接種方法 |
皮下注射 |
筋肉注射 |
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抗体価持続時間 |
5年 |
5年 |
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保障制度 |
予防接種健康被害救済制度 |
ワクチン輸入会社による補償制度 |
日本脳炎ワクチンの接種スケジュール
小児への定期接種スケジュール
海外渡航される型のスケジュール
《日本脳炎の接種歴がないかた》
母子手帳を確認し接種歴を確認します。2005~2009年にかけて日本脳炎ワクチンの積極的接種勧奨が差し控えられたため注意が必要です。
北海道では2016年までは定期接種から外れており、ワクチン接種が推奨されている渡航先の場合は、接種をお勧めします。
《日本脳炎の1期分3回とそれ以上の記録があるかた》
最終接種から10年以上経過している場合は少なくとも1回の追加接種が推奨されます。40歳以上では抗体価が下がっている可能性があり、2回の接種が望ましいです。
価格
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種類 |
国産日本脳炎ワクチン |
輸入日本脳炎ワクチン |
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価格 |
6,600円 |
6,600円 |
よくある質問
輸入ワクチンと国産ワクチンの違いは?
- 日本国内で承認されているワクチンは予防接種法、施行令によって健康被害に対する救済制度(予防接種健康被害救済制度)の対象となります。日本国内未承認ワクチン(輸入ワクチン)については救済制度の対象外であり、輸入代行業者による独自の補償制度に従うこととなります。
- 1年後の追加接種の時に、日本にいないケースでは海外で広く使用されている輸入日本脳炎ワクチン(Jenvac)を初回よりご使用されることを推奨します。
副反応はありますか?
発熱(21.5%)、 注射部位紅斑(16.6%)、 咳嗽(8.0%)、 注射部位腫脹(6.7%)、鼻漏(6.7%)、 発疹(5.5%)が報告されています。
他のワクチンと一緒に接種できますか?
他のワクチンと同時に接種可能です

