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モルディブ渡航の予防接種

[2026.09.01]
MALDIVES

モルディブ渡航の予防接種

モルディブはリゾート滞在が中心ですが、年間を通じて生ものによる消化器の病気が発生しています。黄熱の証明書は流行国から入国する際に必要です。

豊洲駅 徒歩3分リゾート滞在デング熱
VACCINES

検討するワクチン

このコラムの要点

モルディブでは、A型肝炎、腸チフス、破傷風(Tdap) が中心になります。
何を打つかは行き先の国よりも「どこに、どれだけ、どう滞在するか」で決まります。
狂犬病は渡航前3回で最低3週間、B型肝炎は標準で6か月かかります。ただし狂犬病には0日・7日の2回接種法もあり、日程が短くても受けられます。
個別のワクチンの詳しい説明は各ワクチンのページにまとめています。ここでは組み合わせと日程に絞ります。
モルディブを含む南アジア全体の推奨ワクチン一覧と価格は、地域ページに推奨度つきでまとめています。

モルディブ渡航で検討する予防接種(ワクチン)

◎は多くの渡航者に検討をおすすめするもの、○は滞在期間や行き先によって検討するもの、△は条件が限られるものです。最終的な要否は診察で判断します。

ワクチンおすすめ度どんな方に
A型肝炎◎全渡航者。年間を通じて消化器系の病気が発生しています
腸チフス◎全渡航者
破傷風(Tdap)◎10年以上追加接種していない方
B型肝炎○長期滞在、医療行為を受ける可能性がある方
麻疹・風疹○2回接種の記録がない方

狂犬病は日程が短くても受けられます。標準は全4回で渡航前に3回(最低3週間)ですが、WHO・米国CDCが承認した0日・7日の2回接種法があり、当院では短期滞在の方や4回目の接種が難しい方におすすめしています。海外在住が長期にわたる予定の方には3回目をおすすめします。

POINTS

滞在の仕方で変わります

南アジア全体で検討するワクチンを見る

モルディブだけでなく、南アジアの周辺国へも行かれる場合は、地域ページに推奨度(◎○△)・製剤名・接種回数・価格を一覧にしています。

リゾートでも食べ物と水には注意します

モルディブでは年間を通じて、生ものによる食中毒などの消化器系の病気が発生しています。リゾート滞在でも例外ではありません。

飲用にはミネラルウォーターまたは煮沸した水道水をお使いください。十分加熱されたものを、冷めないうちに召し上がってください。

デング熱は雨季を中心に

蚊によってうつるデング熱が、雨季を中心に流行します。チクングニア熱の報告もありますので、蚊に刺されない対策が重要です。長袖・虫よけをご用意ください。

黄熱の証明書

黄熱流行国から入国する際は、黄熱の国際予防接種証明書が必要です。黄熱ワクチンは検疫所と指定医療機関のみで接種でき、当院では接種できません。

SCHEDULE

日程と当院について

出発までの日数から逆算します

日程が厳しい場合でも、打てるものから優先順位をつけてご提案します。

出発までの期間接種の目安
3か月以上必要なワクチンを標準の間隔で、余裕をもって接種できます
1〜2か月狂犬病の3回接種やA型肝炎の2回接種まで組めます
3〜4週間狂犬病の3回接種がぎりぎり間に合います。A型肝炎は輸入なら1回で渡航できます
1週間以内1回で終えられるものを優先します。複数を同じ日にまとめて接種できます

接種後に発熱や倦怠感が出ることがあるため、できれば出発の2〜3日前までに終えることをおすすめします。

当院のトラベル外来について

当院では平日・土日ともに渡航ワクチンの接種を行っています。複数のワクチンを同じ日にまとめて接種することもできます。

留学やビザの申請に必要な英文の証明書(11,000円・税込)も発行しており、母子健康手帳や他院での接種記録もあわせて記載できます。

渡航ワクチンの接種は自由診療(保険適用外)です。接種の可否は医師の診察のうえで判断します。副作用として、接種部位の痛み・腫れ・赤み、発熱、倦怠感などが起こることがあります。

入国時に求められる証明書の要件は変わることがあります。渡航前に厚生労働省検疫所(FORTH)や渡航先の在日大使館で最新の情報をご確認ください。

豊洲イーウェルクリニック
出発が決まったら、早めにご相談ください

短いリゾート滞在でも、A型肝炎と腸チフスは検討をおすすめします。回数が必要なワクチンほど、日程の余裕が結果を左右します。豊洲駅から徒歩3分、土日も診療しています。

豊洲駅から徒歩3分/土日も診療しています
REFERENCES
参考文献
  1. 厚生労働省検疫所 FORTH

本ページは一般的な情報提供を目的としています。入国時の要件や医薬品の情報は変わることがあるため、渡航前・受診前に最新の情報をご確認ください。診断と治療方針は診察のうえで判断します。

監修医師 石川 浩雅(豊洲イーウェルクリニック)

本ページの内容は、上記の医師が監修しています。

監修記事一覧

2006年 国立国際医療センター 初期研修、2008年 同センター 後期研修。2011年 東京医科歯科大学 医療経営政策学。第一生命保険株式会社、株式会社Linc'well/クリニックフォア、医療法人社団シンシアエージェンシーを経て、2025年11月 東京都江東区豊洲に「豊洲イーウェルクリニック」開院。内科・皮膚科・アレルギー科を中心に、小児から泌尿器科領域まで幅広く診療しています。渡航ワクチンの接種にも対応しています。日本渡航医学会、日本旅行医学会、日本内科学会、日本アレルギー学会、日本産業衛生学会 所属。

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