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インフルエンザ

インフルエンザとは?

インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症です。通常、寒い季節に流行するとされています。感染した人からのせきやくしゃみによる飛沫感染により通常13日の潜伏期間の後に発症します。

インフルエンザの症状は?

突然の発熱(多くは38℃以上)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが先行し、その後にのどの痛み/鼻水・鼻づまり/咳といったかぜ様症状が加わります。多くは1週間程度で改善しますが、倦怠感や咳は数週間続くことがあります。

コロナや“ふつうの風邪”との違いは?

症状の傾向に違いはありますが、症状だけで確実な鑑別は困難です。インフルエンザは発症が急で高熱・全身症状が強いことが多く、検査で確定します。

かぜ(発熱外来)の詳細

インフルエンザはどのように診断しますか?

流行状況、感染患者との接触歴、典型的な症状からインフルエンザの可能性があるかを見積もり、迅速診断キットにより確定診断します。

当院の迅速検査について

従来は「発症から12時間未満だと陰性が出やすい」とされてきましたが、近年の高感度キット(デジタル読取/増幅法 など)では発症早期でも検出感度が向上しています。

当院では発症直後でも検査可能です。早期陰性でも臨床的に疑いが強ければ時間をおいて再検します。発熱直後でも時間を問わずに受診してください。

綿棒が苦手な方へ(鼻かみ検体)

専用の「鼻かみ液採取用紙」で検査できます。従来法より感度はやや下がりますが、十分な実用性があります。ご希望は診察時にお伝えください。

※検査キットをお選びいただくことは出来ません。流行期には入荷状況により、同等性能の別キットに切り替える場合があります。

インフルエンザはどのように治療しますか?

❶対症療法

症状に合わせて、状態を緩和する薬を処方します。

発熱やのどや関節の痛み・頭痛に対して
  • アセトアミノフェン(カロナールなど)を主に使用します。
咳に対して
  • デキストロメトルファン(メジコン)などのせき止めを使用します。
鼻水、鼻づまりに対して
  • ロラタジン(クラリチン)などの抗ヒスタミン薬を使用します(もともとアレルギー性鼻炎があるかた)

❷ 抗インフルエンザ薬

 抗インフルエンザ薬は発症後48時間以内に内服を開始すると薬1日間発熱期間を短くする、ウイルスの排泄期間が短くなるといわれています。入院患者では死亡率や入院期間が短縮することが報告されています。

《抗インフルエンザ薬が必要なかた》
  • 入院までの期間に関わらず、インフルエンザで入院したすべての患者
  • 罹病期間に関わらず、重症あるいは症状の進行する外来患者
  • 慢性疾患及び免疫抑制患者を含む、インフルエンザの合併症のリスクが高い外来患者
  • 2歳未満の小児および65歳以上の高齢者
  • 妊婦および産後2週以内の患者
《抗インフルエンザ薬を検討してよいかた》
  • 発症後2日以内の外来患者
  • インフルエンザの合併症のリスクの高い人、とりわけ重症の免疫抑制患者と家庭内で接触のある症状を呈した外来患者
  • インフルエンザの合併症のリスクの高い人、とりわけ重症の免疫抑制患者を日常的にケアする医療従事者の患者。

❶ タミフル(オセルタミビル)

最もエビデンスがある抗インフルエンザ薬で16.8時間症状の改善が早くなる効果が報告されています。
吐き気や嘔吐の副作用が増加します。
安全性のデータが多いことから妊娠中にも用いられます。

❷ リレンザ(ザナミビル)

発症から48時間以内に投与することで14.4時間症状の改善が早くなる効果が報告されています。
肺炎や気管支喘息を合併する方は吸入の効果は限定的あるいは気管支攣縮を惹起する可能性が考えられるため使用を避けます。

イナビル(ラニナミビル)

1回投与(2吸入)で完結します。
肺炎や気管支喘息を合併する方は吸入の効果は限定的あるいは気管支攣縮を惹起する可能性が考えられるため使用を避けます。

ゾフルーザ(バラクタマブマルボノキシル)

1回内服で完結し、ウイルス感染価が早期に低下するため周囲への感染力予防効果が高い可能性がありますが、ウイルス耐性化が早いことから積極的に選択される抗インフルエンザ薬とは言えません。

予防内服(曝露後予防)

インフルエンザの治療薬(抗インフルエンザ薬)を、 発症する前から内服することにより、 発症を70-80%減らすことが出来ると言われています。 曝露後48時間以内に予防内服を開始すると効果があると言われています。 

副作用・費用と効果を説明のうえ、希望に応じて処方します。

インフルエンザはどのように予防しますか?

マスクの着用、手洗い

ウイルスの体内への接触や侵入を減らすことが重要です。

ワクチン

インフルエンザワクチンは、感染を軽減し、重症化や合併症のリスクを減らすためにとても重要です。発症を5060%予防し、1回接種で68ヶ月の間効果が持続します。タマゴアレルギーでも安全に接種可能です。

よくある質問

抗ウイルス薬は必ず必要?

全員に必須ではありません。重症化リスクが高い方やつらい症状が強い方では有益性が高く、48時間以内の開始を推奨します。

妊娠中・授乳中でも薬は使える?

オセルタミビルは妊娠中でも原則使用可能とされています。授乳中も併用できる薬が多数あります。自己判断せずご相談ください。

会社や学校はいつから行ける?

目安は発症後5日かつ解熱後2日(園児は3日)。職場・学校のルールに従ってください。

ワクチンは毎年必要?

流行株が毎年変わるため毎シーズン接種が推奨。重症化リスクが高い方は特に受けましょう。

再感染はありますか?

A型・B型や異なる亜型で同シーズンに再感染することがあります。ワクチン・対策の継続が大切です。

予防内服は家族全員に出せますか?

曝露リスク・基礎疾患・副作用リスクを踏まえ個別に判断します。48時間以内開始が目安です。

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