かぜ(発熱外来)
かぜ(発熱外来)について
この記事の要点
かぜ(発熱外来)
豊洲・江東区で発熱やのどの痛みでお困りの方へ。
かぜ症候群とは?
風邪(かぜ症候群)は、くしゃみ/鼻水・鼻づまり/のどの痛み/咳・たん/発熱など多彩な症状を示す上気道の感染症の総称です。主な原因はウイルスで、治療は症状を和らげる対症療法が基本です。
幼小児では年に5〜8回、成人では年1〜2回程度みられます。
インフルエンザとの違いは
かぜは、のどや鼻の症状から始まって数日かけてゆっくり悪くなります。インフルエンザは立ち上がりが急で、「何時ごろから具合が悪くなったか」を言えるほどはっきりしていることが多く、半日から1日で38度以上まで上がります。のどの痛みや鼻水より先に、全身のだるさ・関節の痛み・筋肉痛が出るのも手がかりです。
ただし症状だけで確実に区別することはできません。インフルエンザは迅速検査でその日のうちに確かめられます。抗インフルエンザ薬は発症から48時間以内の開始が目安ですので、急な高熱が出たときは早めにご相談ください。
| かぜ | インフルエンザ | |
|---|---|---|
| 始まり方 | 数日かけてゆっくり | 半日〜1日で急に |
| 熱 | 微熱〜37度台のことが多い | 38度以上のことが多い |
| 出はじめの症状 | のどの痛み・鼻水から | だるさ・関節痛・筋肉痛から |
| 全身のだるさ | 軽い | 強い。動けないこともある |
| のど・鼻の症状 | はじめから出る | 熱に遅れて強くなる |
| 治るまで | 1週間ほど | 熱は3日ほど。だるさと咳は長く残る |
| 検査 | ふつうは行わない | 迅速検査でその日にわかる |
| 薬 | 症状をやわらげる薬 | 抗インフルエンザ薬(発症48時間以内) |
かぜ症候群の原因は?
かぜ症候群の90%以上はウイルスが原因です。感染は、咳やくしゃみの飛沫や、手を介した接触で広がります。上気道粘膜に付着・侵入・増殖して発症します。
一部では細菌やマイコプラズマ/クラミジアなどが関与することもあります。
かぜの原因の8割以上はウイルスです。どのウイルスかを特定しても治療が変わることは少ないため、全員に検査をするわけではありません。インフルエンザや新型コロナのように、抗ウイルス薬や出席・出勤の目安が変わるものについては迅速検査を行います。 残りの2〜3割は原因のウイルスが分からないままよくなります。
かぜ症候群にはどのような種類がありますか?
「かぜ」とひとくくりにされますが、炎症が起きている場所によって呼び名と経過が変わります。鼻からのどまでの症状が少しずつそろうものを普通感冒、鼻の奥の副鼻腔に炎症が及ぶと急性鼻副鼻腔炎、のどの痛みが中心なら急性咽頭炎、気管支まで炎症が下りると急性気管支炎です。
どれにあたるかで、抗菌薬が必要かどうかや治るまでの期間が変わります。
| 名前 | 炎症の場所 | 治るまでの目安 | 抗菌薬 |
|---|---|---|---|
| 普通感冒 | 鼻からのどまで | 7〜10日 | 不要 |
| 急性鼻副鼻腔炎 | 鼻の奥の副鼻腔 | 多くは自然に軽快 | ほとんど不要(細菌性は0.5〜2%) |
| 急性咽頭炎 | のど(咽頭) | 数日〜1週間 | 溶連菌など細菌性のときだけ |
| 急性気管支炎 | 気管支 | 咳は2〜3週間 | 通常は不要 |
一覧で見比べる場合はこちらをご覧ください。横にスクロールできます。
どれにあたるかで、抗菌薬が必要かどうかと、治るまでの期間が変わります。はっきり分かれるものではなく、重なることもあります。
風邪は何日で治る? — 症状ごとの経過
「かぜは何日で治りますか」とよく聞かれます。ひとことで言えば7〜10日ですが、症状によって引いていく速さが違うため、全部がいっせいに治るわけではありません。
鼻水は発症のときから6割ほどの方に出ていて、3日目あたりがいちばん強く、そこから減っていきます。5日目でおよそ4割、10日目には2割ほどになります。
鼻づまりは初日から3〜4割で、少しずつ軽くなります。10日目には1割ほどです。
いちばん長引くのが咳です。4割ほどで始まり、5日目を過ぎてもあまり減りません。10日目でもおよそ4人に1人に残ります。「かぜは治ったのに咳だけ続く」と感じるのはこのためで、3週間ほど残ることもあります。
3週間を超えて咳が続くときは、かぜのあとに残る咳(感染後咳嗽)や咳喘息などを考えます。別の原因が隠れていることもあるため、そのときはご相談ください。
こんなときは早めに受診してください
次のような症状があるときは、様子を見ずにご相談ください。当院の診療時間外の場合は、救急外来の受診もご検討ください。
検査
かぜ症候群はどのように診断しますか?
かぜ症候群は問診と診察から診断します。
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が疑われる場合は鼻より抗原検査を行います。 炎や他の病気の可能性がある場合はレントゲンなどの検査を追加します。
当院で行う検査
かぜの多くは検査なしで診断できます。「かぜではないもの」を見分けるために検査を使います。
| 検査 | 何を見るか | いつ行うか | 窓口負担の目安(3割) |
|---|---|---|---|
| 迅速抗原検査 | インフルエンザ・新型コロナ・溶連菌の判定 | 症状と流行状況に応じて | 約680円 |
| 血液検査(白血球・CRP) | 細菌感染かどうかの手がかり | 熱が続くとき | 約1,300円〜
(項目数により変わります)
|
| 胸部X線 | 肺炎の除外 | 咳が強い・息苦しいとき | 約630円 |
横にスクロールできます。金額は3割負担の方の目安で、採血を伴う検査は調べる項目数によって変わります。
かぜに抗菌薬は効きません。必要なときにだけ使うことが、いざというときの効き目を守ります。
診察料の目安
上の検査費用に加えて、診察料がかかります。3割負担の方の目安です。
初診:約870円/再診:約230円/処方箋料:約180円
このほか、慢性の病気で計画的に管理する場合は特定疾患療養管理料や生活習慣病管理料が加わることがあります。薬代は別に薬局でお支払いいただきます。
2026年8月時点の診療報酬にもとづく目安です。実際の金額は行った検査と加算によって変わります。
治療
普通感冒の治療
症状に合わせて、状態を緩和する薬を処方します。
急性鼻副鼻腔炎の治療
重度の急性鼻副鼻腔炎や症状が長引く場合はは抗菌薬を使用します。
豊洲・江東区で発熱外来のある内科をお探しの方へ
豊洲イーウェルクリニックでは、次のように診療しています。ご不安な点は診察時にお聞かせください。
費用の目安
健康保険3割負担の場合の検査費用です。診察の内容によって合計は変わります。
記載は3割負担の場合の検査費用です。このほかに診療料・処方箋料やお薬代がかかります。採血・レントゲンなど検査の有無により、受診1回あたりの合計は3,000〜8,000円(3割負担)が目安です。
よくある質問
かぜは何日くらいで治りますか?+
かぜに抗菌薬(抗生物質)は必要ですか?+
どんなときに受診したほうがよいですか?+
解熱剤は使ってよいですか?+
発熱があっても受診できますか?+
豊洲駅から徒歩3分。土日も診療しています。WEB・LINEから24時間予約でき、待合を分けてお通しします。オンライン診療にも対応しています。
本ページは一般的な情報提供を目的としています。診断と治療方針は診察のうえで判断します。症状が強いときや長引くときは、記載にかかわらず受診してください。
監修医師 石川 浩雅(豊洲イーウェルクリニック)
本ページの内容は、上記の医師が監修しています。
2006年 国立国際医療センター 初期研修、2008年 同センター 後期研修。2011年 東京医科歯科大学 医療経営政策学。第一生命保険株式会社、株式会社Linc'well/クリニックフォア、医療法人社団シンシアエージェンシーを経て、2025年11月 東京都江東区豊洲に「豊洲イーウェルクリニック」開院。内科・皮膚科・アレルギー科を中心に、小児から泌尿器科領域まで幅広く診療しています。渡航ワクチンの接種にも対応しています。日本渡航医学会、日本旅行医学会、日本内科学会、日本アレルギー学会、日本産業衛生学会 所属。
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内科・皮膚科・アレルギー科・泌尿器科を中心に、健康診断や予防接種、オンライン診療まで対応しています。
